エレガント・ジプシー

アル・ディ・メオラ ミンゴ・ルイス バリー・マイルス ヤン・ハマー アンソニー・ジャクソン CD ソニーミュージックエンタテインメント 2001/03/23 ￥1，900 アル・ディメオラは、70年代半ばにチック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァーに抜擢され、一躍注目を集めたギタリスト。とにかくその華麗なテクニックと驚異の速弾きは、ほかの追随を許さない。これは彼の代表作として真っ先に名前があがる、一番の人気盤だ。録音は76〜77年。人気の秘密はフラメンコギターの第一人者、パコ・デ・ルシアとの共演が聴けるからである。
本作では主にエレクトリックギターを弾いているディメオラだが、パコと共演した『地中海の舞踏』は、アコースティックギターによる両者の競演が最高にエキサイティング。80年代に入ると、この2人にジョン・マクラフリンを加えた生ギタープロジェクト、スーパーギタートリオが誕生する。本作はその伏線となったアルバムだ。
ここに聴かれるサウンドはジャズというより、むしろロックに近く、スパニッシュムードに包まれているのが特徴。とにかくこの当時のディメオラは若さにものをいわせ、エネルギッシュに弾きまくっていた。そのスピード感が実にスリリングであり、たまらない魅力だ。（市川正二）
内容（「CDジャーナル」データベースより）
フラメンコ・ギターの最高峰、パコ・デ・ルシアとアル・ディ・メオラとが共演した夢のコラボレート盤。スリリングかつ驚異的なテクニックが、高音質リマスターでより鮮明に。

私、このアルバムの5曲目の「Race with devil on Spanish Highway」大好きです。昔、RIOTというバンドがこの曲使ってました。その当時からこの局カッコイイなあと思っていました。オリジナル聴いてみて、やはり驚愕したことを今でも鮮明に覚えています。

“買い”でっせ