土肥
2003年8月27日知らない方もおられると思うが、伊豆半島西側の地名。昔、日本最大規模の金山があったことでも有名。金を採取する体験コーナーがあるらしく、結構楽しめるらしい。私も是非一度行ってみたい。自転車で通過したことはあるのだが…
伊豆の西側に松崎という場所がある。「つぐみ」という映画の舞台になったところである。
松崎から更に南に下りたところにある波勝崎で、野生のサルに財布を取られそうになったことがある。ズボンの後ろポケに財布を入れていたら、サルに取られそうになったのだが、その時サルを監視している係員に、「財布を入れるんだったら前ポケにせなダメやろ」と怒られたのを今でもはっきりと覚えている。
サルがいるところでは、貴重品は前ポケに入れましょう。
<希少鉱石産出の金鉱脈で盗掘相次ぐ、住民が被害届>
盗掘を防ぐため、鉄製の覆いをした現場(和歌山県岩出町で)
発見例が世界で3例しかない「マックアルパイン石」や国内では現在ほかに産出されない「手稲石」が見つかった和歌山県岩出町の金鉱脈で盗掘が相次ぎ、山を所有する住民23人らが岩出署に被害届を出していたことが27日、わかった。
鉱石を含む土砂約20立方メートルが持ち去られており、住民らは新たな管理策を協議している。
金鉱脈は紀の川沿いの山中にあり、2年前、夏休みの自由研究で訪れた和歌山市の小学6年と3年の兄弟が鉱物を研究している父親とともに偶然、発見。その1年前にもアマチュア鉱物研究家が同じ所で珍しい鉱物を採取し、それぞれ専門機関に持ち込んでいた。
鑑定の結果、金のほか、マックアルパイン石と手稲石を含む極めて珍しい鉱脈であることが判明。盗掘を防ぐため、鉱脈の場所は研究者らだけにしか公表されなかった。
ところが、昨年以降、鉱脈をドリルで掘って土砂を持ち去った跡が見つかり、住民らは鉄製の覆いを設けたり、立ち入り禁止の看板を立てたりしていた。
今年7月には「和歌山の手稲石が近く東京でオークションにかけられる」と町に匿名の電話があり、住民らはオークション開催直前に、岩出署に被害届を提出した。
結果的に手稲石は出品されなかったが、住民らの間では、盗掘の懸念が強まった。一方で、学習の場として鉱脈を公開し、県などと共同で管理しようとの意見もあり、共有山管理組合の前山重市組合長(71)は「町の貴重な財産。どう残すかを真剣に考えたい」としている。
◆マックアルパイン石と手稲石=ともに希少元素のテルルと銅が結合した鉱石。マックアルパイン石は米国の2か所と岩出町以外に発見例がない。手稲石は世界で初めて手稲鉱山(北海道)で見つかった。国内3か所で確認されたが、他の2か所では取り尽くされている。どちらも特別な用途はないが、鉱物収集家の間では高値で取引され、手稲石は小指の先ほどの石英に直径数ミリのものが点在している状態で数万円という。
伊豆の西側に松崎という場所がある。「つぐみ」という映画の舞台になったところである。
松崎から更に南に下りたところにある波勝崎で、野生のサルに財布を取られそうになったことがある。ズボンの後ろポケに財布を入れていたら、サルに取られそうになったのだが、その時サルを監視している係員に、「財布を入れるんだったら前ポケにせなダメやろ」と怒られたのを今でもはっきりと覚えている。
サルがいるところでは、貴重品は前ポケに入れましょう。
<希少鉱石産出の金鉱脈で盗掘相次ぐ、住民が被害届>
盗掘を防ぐため、鉄製の覆いをした現場(和歌山県岩出町で)
発見例が世界で3例しかない「マックアルパイン石」や国内では現在ほかに産出されない「手稲石」が見つかった和歌山県岩出町の金鉱脈で盗掘が相次ぎ、山を所有する住民23人らが岩出署に被害届を出していたことが27日、わかった。
鉱石を含む土砂約20立方メートルが持ち去られており、住民らは新たな管理策を協議している。
金鉱脈は紀の川沿いの山中にあり、2年前、夏休みの自由研究で訪れた和歌山市の小学6年と3年の兄弟が鉱物を研究している父親とともに偶然、発見。その1年前にもアマチュア鉱物研究家が同じ所で珍しい鉱物を採取し、それぞれ専門機関に持ち込んでいた。
鑑定の結果、金のほか、マックアルパイン石と手稲石を含む極めて珍しい鉱脈であることが判明。盗掘を防ぐため、鉱脈の場所は研究者らだけにしか公表されなかった。
ところが、昨年以降、鉱脈をドリルで掘って土砂を持ち去った跡が見つかり、住民らは鉄製の覆いを設けたり、立ち入り禁止の看板を立てたりしていた。
今年7月には「和歌山の手稲石が近く東京でオークションにかけられる」と町に匿名の電話があり、住民らはオークション開催直前に、岩出署に被害届を提出した。
結果的に手稲石は出品されなかったが、住民らの間では、盗掘の懸念が強まった。一方で、学習の場として鉱脈を公開し、県などと共同で管理しようとの意見もあり、共有山管理組合の前山重市組合長(71)は「町の貴重な財産。どう残すかを真剣に考えたい」としている。
◆マックアルパイン石と手稲石=ともに希少元素のテルルと銅が結合した鉱石。マックアルパイン石は米国の2か所と岩出町以外に発見例がない。手稲石は世界で初めて手稲鉱山(北海道)で見つかった。国内3か所で確認されたが、他の2か所では取り尽くされている。どちらも特別な用途はないが、鉱物収集家の間では高値で取引され、手稲石は小指の先ほどの石英に直径数ミリのものが点在している状態で数万円という。
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